半空洞男女関係

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2011年

Freddie Wongのビデオ"2011: A Busy Year"を見て去年を思い出した。
去年は文化祭で映画を撮った。そんなに出来も良くなかったかも知れないけれども、なかなか必死で作ったし、ネタも割と仕込んだ。1~2分くらいの部分に4時間くらい撮影をしたこともあった。全校で5位とか以内だったと思うし、なかなかよくやったんじゃないかと思う。

すべてのきっかけはFreddie Wongのビデオで、彼は一ヶ月に何本か10分無いくらいのビデオをYoutubeにアップロードする。彼はYoutubeで働いているけども、AfterEffectsによる特殊効果が売りだった。毎回銃を撃ち放ったり爆発シーンが有ったりする。アメリカのノリが良かった。たまにYoutubeの誰かとコラボをしたりして、視聴者を楽しませている。

友人がそのビデオに影響されて、文化祭で冗談交じりに映画を撮らないかと誘ったのがきっかけだった。僕も何回かFreddie Wongのビデオを見ていたのですぐにイメージは出来た。文化祭実行委員をしていたものの、クラスでやるネタは特に無かったので映画を撮るとすぐに決めてしまった。夏前の事だった。
クラスのメンバーに脚本を依頼すると、3通ほど脚本が出来上がってきた。そこから修正を加えるなどしたのだが、バージョンがめちゃくちゃで何処と何処が修正されたのかなどが全く分からなかった。思い返せばgitやsvnとかhgとかが使えたら便利だったのになぁと今更思う。Markdownなどの方式をすこし覚えてもらえばなおよい。でも、そんな時間なかったと思うし、そもそもこんな事態を予測していなかった。

脚本の矛盾を直したりするのに相当な労力を使った。脚本やその他のメンバーは疲れきっていた。それぞれ個人の事情もある中で、それらを編集したり、議論したりするのは困難だった。毎週一回くらいは普通に19:00くらいまで学校に残っていたような気がする。その他のリサーチなどでもうちょっとあったのかもしれない。

機材はクラスの中に動画を撮影できるデジタル一眼レフを所有している人が居たのでその人からの提供で済ました。マイクは最初、他のクラスに指向性マイクを持っている人が居たので、彼から借りたのだがうまく使いこなすことが出来なかった。しかし彼の提供のお陰で随分音を拾うことは出来た。最初の撮影では全く段取りも取れずよく分からなかったものの、日に日にコツを掴んできて、一日に行わければいけないリストを作り配布したり、そこに脚本まで仕込みバイブルを持っていればとりあえず一日の撮影が行えるようにまでなっていた。

取り貯めたビデオは僕の寝室に置いてあるサーバーにFTP経由でアップロードして共有した。その他脚本や当日の予定などはPukiWikiを設置してどうにかした。FTPの利用方法などもそこにあった。メーリングリストはGoogleGroupsで設置してやり取りをした。Skypeも部屋を建て始め一日の晩には必ず誰か一人は居るような状態にはなっていた。サーバーがなければどうなっていたかと我ながら思う。サーバーもよく耐えてくれた。そんなにアクセスは多くなかったと思うけども、それでも。

取り貯めたビデオは一旦トリミングをし、別で録音した音などと組み合わさなければならない。書き出しにも時間がかかるし、AVCHDなどには苦労した。エンコーディングが大変だった。書きだしたのにアスペクト比が合わないことはザラにあったし、画質が急激に落ちていることもあった。エンコーダの仕様なのかどうかはよく分からなかった。画質が急激に落ちてしまうのをわかりにくくするため、AfterEffectsで90年代風のエフェクトをかけるとなかなか目立たなくなった。これは良い発見だったと思う。
これらのトリミング等の作業は殆ど一人のメンバーに頼りっきりで、本当に感謝しきれない。また、AfterEffectsによる特殊効果を30日体験版のみで済ませた特殊効果チームにも頭が下がる。銃のエフェクトから爆発シーン、その他エフェクトまでどれだけの労力を使ったのかは僕には全く分からないが、とにかく大変だったのではないかと思う。なんせ学習コストが高そうだったから。

最終的にビデオの連結をしたは良いものの、細かい修正や銃声音、BGMなどをつけなければならなかったのだが、ひどく苦労した。フリー音源なども探したり、BGMをうまい長さにしていくなどは結構大変だった。
その他にも文化祭で上映するために、教室のレイアウトやその他諸々準備にかなりの時間を使った。

当日はなんとか上映することができ、シフトも適当に回った。シフトなんて無い。シフトなんて無かった。

保護者からの反応も良い感じで、他の生徒からも再上映の希望が出るほどだった。残念ながら、未だその予定は無い。

さて、これらの作業が出来たのもFreddie Wongのおかげだと思っている。彼は自身のWebページ上で、彼の作っている映像と似た物をどうやって作ったらよいのか、FAQをまとめて公開している。僕らはそれを良く参考にした。銃の音声はどこから取っているのか、BGMなどはどうしているのか、AfterEffectsの簡単な利用法まで載っていたように思う。
また、彼らのBehind the Scenesはとても参考になる。どうやって撮影を行なっているのか、どうやって作業をしているのかなど、ひと通り覗くことが出来る。毎回ビデオを公開する度に、同時期にアップロードしているために「あのシーンはどうやって撮影しているのか」など参考にすることが出来る。とても良い。

何故去年の映画の話について書いているのかは分からないけれども、Freddieチームの2011年まとめビデオを見て突発的に書きたくなった。今年はどんなことが起こるのか楽しみである。