半空洞男女関係

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MacでもScratchでKinectを扱えるようにするアプリケーション作りました

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ドット絵打って描いたアイコン

Kinect2Scratch

Scratchというビジュアルプログラミング言語があります。Kinectと接続して、女子中高生が身体を張ってプログラミングしちゃったりするワークショップが開催されたりしましたが、これもKinect2Scratchというソフトウェアがベースにあります。
Scratchから直にKinectにアクセスさせるのは面倒ですから、外部の「センサー」という扱いでScratchに値を送る、ブリッジアプリケーションであります。

しかしこのKinect2Scratch、Windowsしか対応していない。やばいですね。よろしくないです。Mac使いの女子中高生はKinectを使ってScratchでコードを書くことが出来ない。なんということだ。

Mac版作った

それで、作ったのは随分前なのですが、openFrameworksを使って作りました。動画はこちらです。

まだアプリケーションとしてビルドして配布はしていません。上手くフレームワークなどをパッケージして配布できる状況にできないのです。むずかしい。
とりあえずソースは配布しているので、各位頑張ってビルドしてちょ、みたいな感じになっていてあまりよろしくない感じです。このへんも早いうちに片付けてしまいたいのですが、受験期に入りそうな感じでどうやってやりくりするか困っております。

もしかすると?

また、openFrameworksはMacだけでなくLinux、Windowsにも対応はしていますから、場合によってはLinuxでも使うことが出来るかも知れません。そのあたりもUbuntuとかで動作検証もしたいのですが。

副産物として

openFrameworksから、「遠隔センサー」としてScratchに値を送ることを簡単にするAddonもできました。githubに適当に置いてあるのですが、ofxAddonsとかに掲載されたりして驚きました。ちゃんとofx~を追ってるんですね。

URLs

今回紹介したものはココにおいてあります。よろしければどうぞ。

感想とか

開発するときに、そうだGit使ってみよう〜。と思ってGithubにコードを晒しながら、ブランチを分けて修正して、コミットしてマージして、、、っていうのを一人でやっていました。結構こんがらがることもあったのですが、こうして手を動かしてやっていると覚えてきますね。まだまだGitを使いこなすことはできませんが、ちょこっと上達したのかなぁとおもいます。
また、openFrameworksのパワーをまた感じました。〇〇したいな〜と思ったらとりあえずofxAddonsを覗いてAddon探したり、ドキュメントとかソース読んで関数とか探せばいいし、超楽だなぁと思いました。特にMacのKinectプログラミングに関してはとても楽です。ofxOpenNIにライブラリが含まれているので、全くライブラリやドライバのインストールが必要ないのです。

ところで、openFrameworksの「公式」バインディングとしてPythonバインディングが開発中との噂を耳にしました。どうなっているんだろう?楽しみですね。