半空洞男女関係

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小学校低学年が中心のScratchワークショップをお手伝いした

CANVASという団体が行っている「キッズクリエイティブ研究所」というワークショップシリーズがある。毎回様々なテーマに関してワークショップを行う。造形や工作だけでなく、プログラミングなどもある。今回はScratchワークショップということで、メインファシリテーターとしてお手伝いさせていただいたので、その話。

レイアウト

子供6人につき、スタッフが1人ついた。パソコンは二人一組で使う。スタッフはある程度Scratchのことがわかっているので、ワークショップで起こる基本的な問題には対処できるようだった。(間違えて消してしまった、出てきてしまった、など)

吉野家のようなコの字型でレイアウトを行う。一つの長机に3組。それが今回は5島あった。(参加者は30名程度。)使っているパソコンはWindowsXPとか、古いやつ。ネットにはつないでないです。(機材が悪い、という意味でなく、それほどスペックを必要としないという意味。)

内容

ワークショップの内容はここを参照すると良いかと思う。カリキュラムやワークショップの開催内容などが非常に良くまとまっている。

こちらも参考になるかと思うが、CANVASさんの方が綺麗ににまとまっているのでイメージしやすいかもしれない。http://swikis.ddo.jp/abee/77

ワークショップを行っての感想など

参加者について

キッズクリエイティブ研究所は、ワークショップ3回分を一度に申し込むシステムになっているらしいので、それなりにワークショップに参加することや、様々な体験をすることが好き・得意・慣れている子が集まったようだった。(ワークショップ柄、「よく育った」子が集まる傾向がある可能性は否定て出来ない。)そのため、僕の問いかけに対しての反応は良いし、盛り上がっていても僕が話し始めるとすぐに話をやめて聞いてくれるなど、非常にやりやすかった。CANVASさんの雰囲気作りなども影響していたように思う。そこについては全く知識がないので、そういった部分に関しても情報共有してもらえると良いのかと感じた。

小学校低学年のプログラミングワークショップとペアプロ

小学校低学年に対してのプログラミングワークショップは割と否定的だったのだが、やりたい子に対しては、そこまで悪いものでも無いかもしれないと今回の体験を通して感じた。特に1台を2人で共有するという、ペアプロのスタイルは良かったのではないかと感じている。一人が熱中してしまい話を聞いてなかったとしてももう一人の子が聞いていたりとか、一人が詰まっていても、もう一人の子がアドバイスしていたりとかする。

女子中高生のための情報・メディア工房に参加(もちろんスタッフです)した時もペアプロみたいになっていたのだけれど、これもなかなか良かった。Kinectがあるとデバッグするのが大変なのだけれど、二人でやるとバランスが良い。2012年度の様子 | 女子中高生のための情報・メディア工房2013

おわりに、その他の話

今回お世話になったCANVASさんはPEGというプログラムをスタートさせた。GoogleがRaspberry Piを学校に配りまくるので、それをきっかけとしてプログラミング「による」(ここ重要かも、プログラミング「の」ではない)学習環境を広げていこうというプログラム。僕も少し関わることになるのかもしれません。みなさまよろしくどうぞ。Raspberry Pi使った何かいい案とかあれば、応募すればRaspberry Pi沢山貰えたりするらしいので、何か思いついた人はよろしくお願いします。

PEG | programming education gathering

こうしたプログラミングワークショップに対する批判など在るんだと思うんですが、僕は出会いのチャンスを広げるという意味で有意義だと感じています。あとはどんなことを伝えたいかですよね。コンピュータそのものの面白さを伝えたいなら原田先生のVistuic(すみません、スペルミスでした)Viscuitとか面白いと思いますし。

ところでワークショップって、家じゃ出来ないことをした方がいいですよね。変な機材使ったりとか、大人数じゃないと出来ないことやったりとか。プログラミングは家じゃ最初の一歩を助けてくれる人が居ないから最初のワークショップするといいと思うんですよね。あとは高い機材、そうですね、たとえばScratchとか、そういったものを使って遊ぼうぜ!みたいなワークショップはいいんじゃないかなと思います。なので、ワークショップやるときは普段出来ないことをしてみる、という観点で考えてみても面白いかと思いました。よく考えれば当たり前の話ですが。誰かDJワークショップとか開いてほしいよ。

火曜日は芸術史の授業でお世話になった橋本先生のワークショップに行きます。たのしみ。