半空洞男女関係

思ったこととかプログラミングしてるときのメモとか色々かいてます。メールはidそのままgmail

日本のワイン飲んでる

ここ数年はクラフトビールを飲んでいたけど、最近はワインも飲んでいるはなし。

ワインというと、ビストロみたいなところだったりちょっとした居酒屋でグラスワインを頼む程度だった。葡萄の種類や産地はよくわからなくて、酸味の多さ・重たさ(赤ワインのタンニン)くらいしか理解できていなかった。オーダーするときの伝え方もそれくらいしかボキャブラリーがない。重めの赤ワインで舌に残る感じが好きだったので、そういうのが飲みたい気分のときはたまに頼むようになったぐらい。

最近よく行ってる近所の店は面白いお酒を扱っているところだけれど、そこではグラスでワインも出している。どんなものがあるかは一期一会。今日はどんなのあります?って聞くと、今日はこんなのがあるよー、と紹介しながら出してくれる。大体が、日本のワイン。海外のワインもあるけれど。それでワインを飲むようになった。

今までの自分のワインのイメージは、シャープで酸味とかトゲがあるような、そういうイメージでいた。ただこの店で飲んでいる日本のワインは、どれも丸みを感じる。飲みやすくて、ほっこりできるワインが多い。主に飲んでいるのが白ワインかオレンジワインが多く、たまに赤ワインという感じなのもあるかも。(重い赤ワインは全然飲んでない。というか、店で出会うことが少ない。)

レヴァンヴィヴァンや共栄堂、nomujanあたりが頭に名前が残っているワインだけど、その他もこの店に置いてあるやつはかなり自分の舌と会う。ある種のレーベルのような感じで、方向性が似ていて特色のあるワインを出してくれているなあと思う。店というのは、丹精込めて作ったものを紹介する最後のラストワンマイルなわけだよなあ。酒を主役にしている店は、そこに面白さがありますね。

ということでワインにも興味が出てきたので、おもしろワインスポットがあればみなさんお誘いください。

イギリスの議会はなぜ狭いのか

brexitあたりからイギリス議会の様子がよくニュースに出てくるなと思うようになり、どうしてあんなに狭い部屋で議論しているのか疑問に思っていた。

1943年の議会を再建(爆破されたので、文字通り再建)するのにチャーチルが持ち込みをしている様子が記録に残っている。

The second characteristic of a Chamber formed on the lines of the House of Commons is that it should not be big enough to contain all its Members at once without over-crowding and that there should be no question of every Member having a separate seat reserved for him.

庶民院の特徴の2つ目は混雑せずに全てのメンバーが入ることのできない狭い部屋で、ゆったりしたスペースではいけないと言っている。その理由は次。

(中略) The essence of good House of Commons speaking is the conversational style, the facility for quick, informal interruptions and interchanges. Harangues from a rostrum would be a bad substitute for the conversational style in which so much of our business is done. But the conversational style requires a fairly small space, and there should be on great occasions a sense of crowd and urgency. There should be a sense of the importance of much that is said and a sense that great matters are being decided, there and then, by the House.

※ Haranguesはだらだら話して聴衆を非難するような長い演説とのことみたい。

庶民院で話すことの本質は、迅速に、遮ったり議論をしたりするための設備や会話スタイルにある。長い演説ではなく、小さいスペースで、ある種の緊張感やプレッシャーを持ちながら話すことが必要であると。

その後も議会について話しているのだが、戦争中でヒトラーとやり合っているのもあって、自分たちの議会を守るのだというパワーというか、意思を感じるスピーチが良かった。しかし英語がすらすらと読めないのでこの文章を堪能できないのが辛いな!

HOUSE OF COMMONS REBUILDING (Hansard, 28 October 1943)

Yahoo知恵袋にはわかりやすくまとめた言葉にしたバージョンがあったけど、元ネタが見つけられなかった。

イギリスの国会議事堂はドイツの空爆で破壊され再建されましたが、当時のチャーチル首相は 「建物を形作るのは我々だが、その建物が後に我々を形作ることになる。議員全員を収容するような議場にするべきではない。下院での優れた議論の真髄は、軽快にやり取りできる対話スタイルにある。そのためには小さな議場と、打ち解けた雰囲気が欠かせないのである」 と述べたそうです。 イギリスの議会場は何故あんなに狭いんですか? - イギリス人... - Yahoo!知恵袋

イギリスの議会は他にも面白いしきたりがあるのをBBCが紹介していたのは面白かった。

君主お断り? いまだに巻物? イギリス議会にまつわる5つのトリビア - BBCニュース

余剰リソースの使い方

書いてみたがあまりまとまらなかった。


学ぶモチベーションが最も高まるのは、自分がわかっていないとかなんでだろうと思ったタイミングで、いわゆる「好奇心がくすぐられたとき」だと思う。関心が強まって、もっと知りたくなる。きっかけは色々あると思うが、何かに取り組んでいるときに学ぶモチベーションが高まると、学習のループに入ることができると思う。それを仕事に投入している間は、結構楽しい。キャリア(?)のことを考えると、このループを続けていけるのがコスパが良い気はする。

とはいえこのループに自分を入れていくのは結構難しく、サイドプロジェクトや趣味もやりたくなってきてしまうので、バランスを取るのが難しい。考え方としては二つかなと思っていて、

  • なるべく波が無いように一定を保つ
  • 生活や過ごし方にゆとりを作って、受け止められるようにする

あたりがありそうではある。あとは、サイドプロジェクトとかでやっているようなことを本業にできるといいのかもしれないが...。

大体「なんかやる気が出ない」と言ってもやったらやる気は出てくるものなので、まあデスクに向かうことは重要だと思うし、であれば自分の生活をありたい姿の方向になるように習慣づけしていけば良いだろうとは思う。問題はそのありたい姿が一体何なのかがよくわかっていないということだけど。