半空洞男女関係

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使ってもらう人のこと

コード、みてください - 半空洞男女関係

昨日はコードに対しての評価について書いた。今振り返ると、大学や、プログラマの多くない職場で働くというフィールドでコードを書いていることによる問題なのかなと思う。今度はわりかし真反対かも。

昨日書いた「コードも見て欲しい」という記事は、割と欲求的には物を作れるようになってからの話であって、ある程度素敵な機能や作品が作れる上での話だと思う。いやいや、きれいなコードを書くことでデバックもしやすくなるし、分かりやすい構造にすることで色々便利なことはある。これはよくわかるのだけれど、それでもまずは動いたりするものが出来るっていうところが重要だろうと僕は思う。(でもコードの質って、誰が指導してくれるの?自分一人でどうにかなっていくものだろうか?限界は無いのかな?)

作品そのものとコードの中身の話、オブジェクト指向入門っていう本のすごい最初に乗っている、プロダクトの外的な質と内的な質の話を思い出した。今日話してたのは外的な質で、使ってもらえるユーザさんに対して、どういう価値を提供できて、どういう体験とか、生活の変化があるかを考えよう、そしてそれが価値になるという話だった。一方昨日僕がブログに書いたのはかなり内的な質で、コードがきれいだとか、構造がしっかりしてるとか、スピーディーに開発できるとか(これは外的な質にも影響するかも)ではないか。

どちらも重要だけれども、やっぱりコードを書いている時はコードのこと以外を考えるのは難しいし、一息ついた時くらいにユーザ目線で体験を考えてみるみたいなことぐらいしか今僕は出来ない。コードを書いている時に、外的な質をちゃんと意識しながら書くのは難しい。どうしても、体験を考える頭と、コーディングの頭をさくさく切り替えられない。インターンやってて、切り替えるのって結構大変かもっていうの割と感じている気がする。だからこそ、ペーパープロトタイピングであったりとかの手法がよく取り上げられていて、そうした手法を効果的に用いることで少ない実装で先に体験を作り出してみて、色々試行錯誤ということをしているのかもしれない。

今回書いているはてなブログのコードについてはまだ、使ってもらえる相手が比較的明確だったから良いが、そうでない場合はかなり難しくなると思う。例えばこうした場合のように、もっと深く体験について考えることが必要ならば、いわゆるUXと呼ばれる課題に対して取り組んでいる人々がやっていることに取り組むとよいのだろうか。(たぶん、そういう学科に居るはずなんだけどな) ああいった訓練をたくさん積んで置くことで、少ない時間や少ない労力で体験を考えられるようになるかもしれない。これは例えば、新しいサービスを作るのならば必須のスキルなのかもしれない。


またまとまらなくなってきたが、今日は昨日書いた内的な質の話から外的な質の話まで来て、体験を考えることに関してみたいな話まで来た。ブログを毎日書いていると、思考を振り返ることができるし、流れを保ったまま記事を書いたり出来ておもしろい。完全に思考ノート化してる?

今回のはてなインターンは、大学とこうしたIT企業の仕事とのギャップなどでかなり揺さぶられて、考えることが多い。別に退学しようとかは思わないし、むしろ今大学もう少し頑張ったほうがいいかもなと思うけれど、僕はコード書いたりするのが好きなので、今の大学で少し満足に思っていないことがあるってことがわかった。


インターンが終わりに近づいている! - Lambdaカクテル

今日はoEmbed APIのリリース出来たので、チームの方々に飲みに連れて行って貰ったわけだけれども、id:Windymeltが書いているようにいい話とか聞けて、その話のエントリを書いてたので、それに触発されて書いてみたのでした。あ、本日行われたoEmbedのリリースについては以下の記事参照してください。どうぞご利用ください。

はてなブログoEmbed APIを公開しました。ブログカードの情報をAPIで取得できます(開発者向け) - はてなブログ開発ブログ