僕の学科ではTwitterによる実況を推奨しているような授業もあって、そのせいもあるのかなし崩し的に(?)授業中のTwitterが(暗黙的に)認められている事実がある。
僕も授業中にTwitterを眺めることはあって、色々な人の意見とかを知れたりとか、少し考え事をしていて聞きそびれたりしたことがインターネットに残っていて助かったりして便利な思いをすることもあるのだけれど、少し間違った方向に行っていないかと思うことがある。
それは、担当教員の年齢が高い場合に起こることが多いような気がする。担当教員と年齢が離れていると、感覚が違っていたり、表現の仕方が自分たちと合わないこともしばしばある。僕も「うーんそれはどうですかね」と思うこともあるけれど、きちんと何を言いたいか考えるとだいたいまともなことを言っている。
そうした時に愚痴をTwitter上に書いてしまうとき、TLの流れが良くない方向に向かっていくような気がしている。インターネット上で「荒れる」。誰かの愚痴や文句を見て、誰かがそれに乗っかって自分の意見を言うと、どんどん悪い雰囲気が加速する。これは憶測だけど、大体授業をしっかり聞いている人はそのタイミングでTwitterを見ていなくて、なんだかなあと思った人がTwitterを見ることが多いんじゃないかと思う。あとは、肯定的な意見を吐きづらいとかかなあ。
そうした愚痴をTwitterに書いたとしても、多分対象となる教員はつぶやきを見ることはそんなに無いような気がするし、どちらかと言うと、そういうのは直接話したほうが良いんじゃないかと思う。(とはいえ、そうそう簡単に出来るわけでもなく、授業の評価シートも、そんな機能していない気がする。)
だから、Twitterに自分の意見を書いてはいけないとか、そういうことを言っているわけではないし、別に書きたいなら書けばいいのだと思っている。それがインターネットだと思っているし。ただ、Twitterを少し見ただけで、他の人もそう思ってるんだな、と考えてしまうのは危険だし、一面しか見れてないということを意識しないといけないなと最近改めて思ったのでした。
関連ツイート
Twitterで色々言うんじゃなくて質問しましょう
— Satoshi Nakamura (@nakamura) October 15, 2014
Aがわからない→他の人に聞けば良いかなと考えて質問しない→Bがわからない→まぁいっかと質問しない→何がわからないかわからなくなる
— Satoshi Nakamura (@nakamura) October 15, 2014
講義中のTwitterは,文句を言うのに使うのではなく,お互いの情報共有(わからないことを教えあう)ことに使いましょう.あと,わからないと投げっぱなしで書くんじゃなくて誰か前の人質問してとかそういうのに使うと良いんじゃないかな?
— Satoshi Nakamura (@nakamura) October 15, 2014
よっぽどでない限り,Twitterでどんなことを書いてても成績が悪くなったりしないだろうけど,その人の評価にはつながるだろうから注意したほうが良いと思うよ.研究室配属とか,就職関係とか,何かの推薦とか色々ね.それが人生左右しちゃうこともあるわけで.
— Satoshi Nakamura (@nakamura) October 15, 2014
2014/11/20追加
最初から講義をうまく出来る気はしていないので、学生さんたちからのフィードバックが必要なわけで、分からない点とか困っている点を検索しなきゃ見つけられないってのは無駄。講義に関してわからない点があるなら直接言ってもらわんとわからんよ。あと、伝わらないように言うのは本当に意味ない。
— Satoshi Nakamura (@nakamura) 2014, 11月 19
教員に直接不満を伝えたら評価が下がると思っているのであれば、それこそ馬鹿らしい。私に関しては、それがまっとうならむしろ評価上がるよ。
— Satoshi Nakamura (@nakamura) 2014, 11月 19