インターネットにつながっているのだから
ようやく全てのデバイスがインターネットに繋がっている環境が整いつつあると思う。家でも大学でもWi-Fiはあるし、カフェでもインターネット出来るし、最悪テザリングもある。iOSからAndroidに乗り換えたのだけれど、インターネットを活用したAndroidのシームレスな体験が気に入っている。
研究室の帰り際に友達のブログを読んでいたら、TickTickっていうWebサービスが良さげなことを知ったので使ってみようと思いGoogle+でログインした。
使ってみようかなと思ったけど、もう帰るから電車の中で試そうと思い、アプリをダウンロードしようと思った。普通だったらスマートフォンを立ち上げるけど、そのままPlayストアに進んでインストールボタンをクリックすれば:
自動的にAndroidでインストールが開始されて、帰り支度をしている間にインストールが完了する。
また別の話。大学でエレベータを待っている間にTwitterを眺めていたら、良さげな記事を発見したので読んでいた。エレベータが来たのでスマートフォンをポケットにしまって研究室に戻る。
Google Chromeがバックグラウンドで同期しているので、さっきの記事をMacで読みたいなと思ったら履歴のページから「デバイス」を選択すれば開いていたリンクを入手できる。
欲しいと思っていたデータをスムーズに扱えるのはとても気持ちが良いと思う。今は2つのストーリーを紹介したが、こうした体験が増えるとよいなと思っている。デスクの上にあるものはぱっと取ってすぐに扱えるし、身の回りにあるものは思った通りに扱うことが出来る。コンピュータやスマートフォンも目の前にあるはずなのに、データをそのように扱えずもどかしく感じることがある。
例えばAという仕事をしようと思っていたときに、ちょっとしたことBが頭に入ってきて作業するとする。さっと出来てしまえばまたAに戻れるが、Bをスムーズに行えない場合は、どのようにBを解くかを思考してBを解決しなくてはならない。Bの作業が終わっても、Aをするために考えていたことが飛んでしまったり、最悪A自体を忘れてしまう、という体験をしたことのある人は少なくないと思う。気持ちのよい体験はこうしたトラブルを防いでくれるとも思う。