Xcode4.2でX Window Programmingする
久しぶりに技術ネタ。
openFrameworksとか使い出すようになってから断然Xcode使うようになって来ました。
Vimもいいけどこの強力な補完機能は何にも勝てないような気がしますね。
4系になってからはGitによるバージョン管理にも対応してきて、私は感動しています。
さて、そんなXcodeですが、プログラミング初心者の私がX Window Programmingに挑戦したみたので情報を共有したいと思います。
Xlibつかってゴリゴリかくぞー。
Project立ち上げ
Command-Line-Toolを迷わず選びます。テキトーに設定してxcodeprojを作りましょう。
パス設定
そしたら、左のメニューから作ったプロジェクトを選択。すると設定画面みたいなのが中央に広がるのでTARGETSの中から一つターゲットを選択して、"Search Paths"の部分を探します。そしたら"Header Search Paths"と"Library Search Paths"ってあるんでそこらにライブラリとヘッダファイルの場所を教えてあげます。
説明見ればわかるけど、Header Search Pathsがgccのコマンドで言う"-l"でLibrary Search Pathsがgccのコマンドで言う"-L"にあたる。それぞれ/usr/X11/libと/usr/include/X11に指定してあげる。
ビルド作業のLinkingにライブラリを追加する
これで動くかと思ったんだけど、そうはいかない。gccみたいなかんじにはならない。上のタブで"Build Phases"に切り替える。すると幾つか出てくるんだけど、そのなかで"Link Binaries With Libraries"というのがある。そこに/usr/X11/libの中に入ってるdylibファイルを全部ぶち込む。/usrみたいなディレクトリはFinderからだとアクセス出来ないから、ターミナルで/usrへアクセスして"open ."とかすればFinderでそこが開ける。そっからはD&Dでもすればいい。
たぶんこれでいけたと思います。私はこれでXlibのプログラミングをしています。
おまけ
リファレンスみたいなの置いておきます
http://xjman.dsl.gr.jp/X11R6/X11/