下期の振り返りの時期。下期は散々だった。
今までは貯金を切り崩して評価されていったようなもので、貯金が底をついたのだろう。
部署も変わって目標に対する考え方なども変わり、いままで上司によしなにやってもらっていたのだな、と感謝する。
いつまで新卒気分なのだ、という趣旨の内容を6年目にて指摘されるありさま。
とりあえず、白帯を締め直してもう一年頑張ってみようと思う。ということを下期の振り返りとして書き直す。
サッカーの日本対クロアチア、最初のラフプレーでファール取らなかった。それ以降、それ未満のプレーでファール取ることは難しいと思っていて、人々の行動というのはある程度整合性を持って行動されることが期待されているよな、とスポーツ見ていると思う。(知らない。FIFAで基準はあるのだろうけれども、でも主審で結構ファール取るなあって人と、そうでない人、結構いる。)
他にも、裁判でも同じようなことは起きているのではと思う。
話は変わってチーム開発の、Pull Requestレビューの話。もちろん個人差はあるとおもうけど、誰かがApproveして、マージしたものがあったらそれが一定チームとしての基準になっているのかもしれない。例えばある程度荒くてもマージするならそれが基準となり、そうでなければ厳しい方が基準になる。基準は、あるウィンドウ(期間)があってその平均値だったり、中央値が基準になっているとおもう。(そのウィンドウはどれくらいだろうねえ?)
特にルールが決まっているものではなければ、新規参画者や基準がない人はその「場」を読んでレビューしたり、コードを書いていくことになるんじゃないかなあ。(基準がある人も、ある程度は左右されているはず)
ここで考えないといけないのは、その基準の軸ってなんなんだ?ってことかもしれない。ある人はコードの読みやすさにこだわっているかもしれないけど、ある人はCPUやメモリ効率を気にしているかもしれないし、他の人はリリースのスピードにこだわっているのかもしれない。
それらはそれぞれの内面にあるもので、それを形式知に変えていかないといけないのだろうけど、なかなかその辺がやりにくくなっているような...。
僕らのチームの考える価値とは、どのようなものなのか。きちんと考える必要があるのかもしれないなあ
SECIモデルとか、もう一回見直してみるといいのかも
「どうしてわざわざ免許を取るのにMTなんで難しいものを選ぶんだ?」「MTなんて乗らないでしょ」そう思っていた時代が私にもありました。大学時代、車校に通って取ったAT限定の普通自動車第一種運転免許(今は準中型になった)...。あれからおよそ10年後、わざわざAT限定解除をしたのが今年の4月のことだった。
マニュアル車を選択したのはマニュアル車で乗りたい車があったため。マツダのロードスター(ND型)は屋根が開くオープンカーで、2人乗り。何がきっかけだったかはもう覚えていないけれども、このフォルムが美しすぎて惚れたのを覚えている。
欲しいと思い始めてから、2年くらい悩んだ。マツダがこの車でやりたいことを色々学習していった上で、この車はMTで乗るべきだなと考えた。人馬一体って言うわけだから。
過給機構をいっさい持たない自然吸気DOHCエンジン。P.P.F.(パワープラントフレーム)でドライブトレイン系を一体化したFR。4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション。よー慣性モーメントを極小に抑えた軽量設計と低重心レイアウト。高剛性オープンボデイ。そしてタイトな2シーター。すべては、絶対的なスペックやハイメカニズムより、クルマの性能をフルに引き出して走る楽しさを求めた結果だ。「人車一体」ではなく「人馬一体」。 (ユーノス 初代ロードスターのカタログより)
5月15日。心に決めてディーラーに向かい、契約。この日は確か手付金だけを渡して帰ったはず。10月に来たらいいですねという話だった。
7月23日。7月末に生産が早まると連絡をうけて、諸々手続きを進める。大きい買い物あまりしたことがなかったので、口座からそこそこのお金が抜けて少し寂しい。
9月4日。多分晴れ。ついに納車された。10月予定だったのが早まって、9月になったのだった。丁寧にクラッチ・ブレーキ・アクセルを制御しながら(時にエンストをしながら...)、東雲のオートバックスへ行ってカー用品を買って帰る...
納車されてからというもの、暇を見つけてはあちこちへ行った。長野、山梨、奥多摩。ワインディングでの運転はギア操作を体で学ぶことができてとても良い。どのギアがどの速度帯に合うのか、速度とトルクの関係性と言った基本的な部分を知ることができる。トルクの小さなギアで、坂道を登ろうとするとエンジンが辛そうにする。ギアを下げてトルクを上げれば、スムーズに力強く加速する。当たり前だけど、こうしたことを体に染み込ませていく。
カーブへの侵入速度やカーブ脱出時のギア選択。うまくハマればリズミカルに道を抜けていける。ステアリングを切ったら思ったように曲がってくれる。ショックを和らげつつスムーズにギアを下げるために回転数を上げて(合わせて)ギアを下げる。ブリッピングと言うらしい。自分でコントロールしてみる感覚がおもしろい。スピードを出さなくても十分たのしい。何より屋根が開いているわけだし。
屋根が空いていれば、外の温度、空気、光、すべてが車の中にはいってくる。山の中に入れば草木や土の香りがするし、うなぎ屋の前を通れば香ばしい醤油の甘い香りがしてくる。橋を渡れば潮の香りと風がふいてくる。それでも、快適さが(多少)欲しければ屋根を閉めることだってできる。
名古屋、三重、京都へも行った。自分の足として使う。東名高速は思ったよりも長い。とはいえ、着いてしまえばあっという間だった。車があれば現地での移動の幅も広がって楽しいし、何よりついでに行ってみようという場所も増える。
どれだけ乗り続けられるのだろう。全く想像つかないが、進んでみればわかる。まだまだ行きたい場所もたくさんある。来年もよろしく頼む!
このクルマを手に入れるほんの少しの勇気を持てば、きっと、だれもが、しあわせになる。 (ユーノス 初代ロードスターのカタログより)
勝手に縛っていたようなことから自分を一つ解放できた。いつまでも金・体力・行きたいスポットがある保証はないので、やりたいことを一つずつやっていくのがいいけど、勇気が必要。勇気欲しい。 2021 - 半空洞男女関係
振り返ってみれば去年の自分が言っていたことと、30年以上前のカタログの内容がつながっていた。来年も勇気、出していけるといいですね。
この記事は2022 Advent Calendar 2022 8日目の記事として書かれました。昨日はnnca_ntnさんの「ベストオブ2022 - nnca.ntn」でした。明日はpecolozyさんです。