半空洞男女関係

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スクラムの「リリース」は世に出すだけじゃない

考えてみれば当たり前のことだったけど気づきがあったのでメモしておく

今のチームはスクラムで開発しているけど、案件は企画の人々から大きくバーンとやってくるので、それを自分はユーザーストーリーを分割してPBIにする仕事をしてる。それはイテレーティブな開発になっているのか?ただ分割して開発してるだけではないのか?という話は置いておいて、もともとシーケンシャルな開発からちょっとずつこういう形に持ってきている。

ユーザーストーリーを切るときに、「リリース可能」な単位で切ることを意識することになると思うが(INVESTだからね。)、このときの「リリース」をどういうわけだか、「ストア公開」「インターネットにデプロイ」という意味で使ってしまっていた。そのため、「これでは世の中のにリリースできないな」と感じで良くないストーリーの切り方をしてしまうことがあった。(例えば、水平分割してしまう。) ただ、スクラムの「リリース」(出荷と言った方がいいかもしれない)はそういう意味だけではないことに気づいたのだった。

例えばユーザーに来てもらって試してもらう、社内のデザイナーに見てもらってフィードバックをもらう、会社にいる友達やえらい人に「最近こんなん作ってるですよ」と言って自慢するフィードバックをいただくなど、様々なデモをする機会に対して準備するという意味合いで、「リリース可能」「出荷可能」を使ってもなんら問題ではない。その結果、満足いくものになったので、多くのユーザーに使ってもらうためにデプロイするというだけだった。


実はこの三日間odd-eのScrum Developer Technical Trainingを受けていて、スクラムテスト駆動開発などについて改めて学習していて、そこで感じたことの1つ。ものすごいスピードで、テスト、コード、リファクタを繰り返す様を見るとTDDが分かってなかったなという気持ちにさせられた。IDEさばきが素晴らしかった。